
スレッジに始まりスレッジで終わったCS第2Sって感じですかね。
日ハム9-4楽天
第1戦の“逆転サヨナラ満塁HR”が感動と興奮のバロメーターのMAXになってしまったから今日の日本シリーズ進出が決定した瞬間の喜びは意外と普通だった自分。
併殺打で試合終了と思ってスタンドから紙テープがフライング気味に投げ込まれ試合が一時中断したのも要因かな?
アレは勇み足のファンじゃなく1塁へ送球ミスした賢介の責任デス(笑)
結果的にはアドバンテージの1勝を含めた4勝1敗で快勝のCS第2Sでしたが、今年の楽天は本当に強くて楽な展開は1試合も無く非常にしんどいシリーズだったかと。
でもダルが今季15勝目を挙げた時のお立ち台で「昨年、西武ドームで稲葉さんが三振してシーズンが終わった、その悔しさを忘れていない」と語ったその想いを晴らすのにこれほど最適な舞台はなかったかも。
パ・リーグ完全制覇!
今日は3回まで完璧な投球を披露した藤井君の力投に応えた打線が1回裏にスレッジの犠牲フライで先制し、2回裏には2アウトから賢介のタイムリー3塁打とヒチョリ君の今季札幌ドーム初本塁打となる2ランHRで序盤から4点リード。
このまま良い流れで行きたかったけど3回裏1アウト満塁のチャンスをモノに出来なかったのが災いした感じで4回表に藤井君が集中打を浴びて3点を失いあっという間に1点差。
・・・やはり楽には勝たせてくれませんねぇ。
3回裏には無死1塁2塁から小谷野君が送りバント失敗、糸井君が四球を選びミスをリカバリーしたものの大野君がボール球を三球連続の空振り三振。
1点差に迫られた直後の4回裏にはヒチョリ君が1アウトから出塁するも稲葉隊長の打席で飛び出し2塁でアウトになる走塁ミス。
その上で楽天の二番手青山君が3回裏のピンチを凌いでからは尻上がりに調子を上げて得点圏にランナーを送る事も出来ずに流れ的に苦しくなってどうしたもんかと。
しかしこの苦しい流れの中を藤井君が5回3失点で踏ん張り、6回から昨日結果を出した中継ぎ陣が踏ん張ると、ここまで好投の青山君から7回裏にスレッジと鶴ちゃんのタイムリーで2点を追加して3点リード。
鶴ちゃんのボテボテ内野安打で入った1点の価値はどれほどのモノか!
ま、それ以前に大爆笑でしたがね(笑)
しかしながら回跨ぎとなった金森君が8回表に1点を奪われリードが2点差となりまたしても嫌な緊張感。
今年の楽天の粘り腰は本物だよねぇ。
そんな楽天の今年の全てを打ち砕いたのがスレッジハンマー!
楽天としても8回裏に執念の継投策で前回先発から中一日のクマちゃんをピンチの場面で投入してきましたがスレッジが楽天ファンの集まるライトスタンドに完璧に打ち返して勝負有り。
あの場面であれだけ完璧に打たれてはクマちゃんもノムさんも笑うしかなかったか。
最後は5点リードながらもCSを締めるという意味も含めてタケヒサが恒例の四者凡退でクライマックスシリーズ優勝!
4試合で10打点を稼いだスレッジがシリーズMVP!
シリーズを通じての勝因としては・・・やはり山崎さんにほぼ仕事をさせなかった事、それと中継ぎ陣の内容の違いかな。
ま、一番の勝因は間違いなく第1戦のスレッジの逆転サヨナラ満塁HR!
そして忘れてはいけないのが最後まで諦めない粘り腰!
試合終了後の両チーム入り乱れてのノムさんの胴上げには少し感動。
色々ありましたがパ・リーグを盛り上げた功労者である事は間違いないですし、なんだかんだと来年からボヤキが聞けなくなるのは寂しい。
兎にも角にもお疲れ様でした。
またどこかのチームの監督となって舞い戻って来る事を密かに期待してます。
そいや、楽天の名誉監督とかっての受諾したんだっけか?
セ・リーグは巨人で決まりましたね。
こちらとしては日本シリーズ三回連続で中日と対戦するよりは新鮮味もあるし、興行的にも巨人の方が盛り上がると思うから良かったかな。
札幌ドームと東京ドーム・・・どっちもホーム球場やな。
巨人を倒しての日本一・・・なんだかニヤニヤしてきちゃう。
日本シリーズに向けて選手もファンも英気を養って、目指せ“てっぺん”!
無理はしなくて良いからダルの投げる姿も見たいね。